商品の欠点は、素直に書いたほうが良いです。
カタログハウス発行の「通販生活」という通販雑誌があります。ファンも多く、通販としては成功している良い例です。
この雑誌には大きな特徴があります。それは、欠点があればちゃんと書き、評価を星印で示している点です。こういった姿勢が「失敗が少ない」「信頼できる」と読者から支持を受けているのです。
欠点を隠して、後々、お客様に不満足や不信感を与えるよりは、欠点をしっかりと明記し、お客様から信用を得たほうが、商売に有利です。
これは何もセールスレターに限った話ではありません。ビジネスをしていれば、欠点を告白したり、弱みを告白しなければいけない機会はいくらでもあります。
欠点を隠せば信用を失い、欠点を告白すれば信用を得ます。どちらを選ぶかで、会社の信用は大きく変わるのです。
ウソはバレます。いや、バレないとしても書いてはいけません。ウソを書くのは、騙しです。
今や商品の評価や会社の姿勢がネットで書かれる世の中です。ウソは命取りになります。
無理に期待値を上げて粗末な商品を販売すれば、「騙された」「全然違った」とネット上に書かれ、信用を失うだけです。悪質な商売はすぐに頓挫します。
倫理観や道徳観が、第三者の目に晒される時代になったのです。