セールスコピーライターの心得




 

セールスレターの書き方をネットで調べると、たくさんのテクニックが転がっています。
無料で手に入る情報から、有料の情報まで、テクニックで溢れています。
当サイト「セールスレター専門サイト」では、最小限のテクニックしかお伝えしていません。それよりも、もっと本質的な、ものの考え方や姿勢などをお伝えしています。なぜ、テクニックをあまり論じないのか。
それは、大切なものを見失うからです。
「こう書けば反応率が上がる」「こういうキャッチコピーが効く」というのは、本質が見えていません。

たとえば、「○○は、もう買うな」という有名なキャッチコピーがあります。
これを使っていい客層や業界はありますが、そうでない客層や業界もあります。
それが分からず、使ってしまう人が後を絶ちません。

返金保証もそうです。返金保証を設ければ反応が上がるという理由だけで、設ける人がいます。保証の仕方は返金だけではありません。場合によっては、アフター回数を増やしたり、成果が出るまでサービスを数回無料にするという方法もあるでしょう。 「返金保証は効果がある」と、テクニックだけを鵜呑みにして、何も考えないのはいけません。

また、たとえ返金保証を設けていても、中には、何かしら理由を付けて、返金に応じない業者もいます。人を騙す悪い例です。テクニックだけを突き詰めると、こういうことになります。

テクニックばかり見ているとお客様を見失います。
お客様にとって何が良いコピーなのか、何が喜ばれる保証なのかを考えるほうが、テクニックを知ることよりも大切なのです。


テクニックに頼ればラクです。しかし、テクニックに頼ったやり方を続けていけば、いずれ、お客様について考える力を失います。
テクニックを知ることは悪いことではありません。しかし、テクニックに頼り過ぎてはいけません。あくまでもヒントとして扱うのが、正しい使い方なのです。






「売れるセールスレターはどう書けばいいのか?」。多くの人が思う疑問です。
この疑問に対し、私ならこう答えます。「売れるセールスレターの書き方があるのではなく、売れる考え方があるだけ」と。

売れる考え方とは、「こう書いたらどう感じるだろう」「どの話をどの順番で聞きたいだろう」と、お客様の思考や感情を真剣に考えることです。売れる考え方をした結果、売れるセールスレターができるのです。
どんな書き方が売れるのか“と、テクニックばかり見ている人には、売れるセールスレターは作れません。お客様を見ていないからです。

セールスレターに限らず、販促物は制作者の思考が表れたものです。販促物を見れば、何をどう考え書いたのかが分かります。そういう視点でみれば、販促物は最高の教材になります。

売れるセールスレターを書き続けるためには、お客様の思考や感情を読み取る力が必要です。セールスレターは、非対面ながらもお客様との会話やコミュニケーションをしている場なのです。



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