広告を出す媒体によって、客層が違うことをご存知でしょうか?
たとえば、新聞や雑誌。
全国紙と、地元紙では、同じ広告を出しても反応が違います。
信頼性の高い全国紙に掲載されれば、読者は「あの有名紙に掲載されているのだから、信用できる会社(商品)なのだろう」と、受け取り、
信用力の弱い媒体に掲載されれば、「その程度の商品だろう」と受け取ります。
媒体の信用が、会社や商品の信用に影響を与えているのです。
私は以前、数千万部発行のある全国紙に広告を出したことがあります。
発行部数が多いこともあって注文数もかなりの数になりました。
あまりの反応の大きさに、大変驚きました。
それともう一つ、驚いたことがあります。
それは、客層です。
この全国紙で集まったお客様は、他の媒体で集めたお客様に比べて、
リピート率は高く、商品に対する期待値も高いものでした。
このように、同じPRをしても、媒体によって、集まる顧客は異なるのです。
TVでも同じです。
たとえば、ローカルTVの番組で、地元として自社の商品が紹介されるのと、
全国放送の人気の高い番組で紹介されるのとでは、インパクトが違います。
視聴者数が違うという問題だけではなく、「この人気番組に紹介された」という、事実が大事なのです。
それだけで、視聴者が会社に寄せる期待や信用度は高くなるのです。
TV番組による客層の違いも、私は実体験しています。
どこの媒体を使ってPRするのか?
媒体を使ってPRするということは、その媒体の信用を借りる行為でもあるのです。
媒体選びは、PRの内容以上に重要なことなのです。