このページでは、図の種類と活用の仕方をお伝えします。
図形と言われるものは、それこそ何十種類もあります。
情報を分かりやすく見せる以外にも、発想法やフレームワークとして使われています。
今回紹介するのは、情報を分かりやすく伝えるための図形です。
そこだけに絞ってお伝えします。
情報を分かりやすく見せる図形は、5種類しかありません。
「えっ、たった5種類なの?」と思うかもしれません。
たった5種類の図形を覚えるだけでいいのです。
いろいろな図形がありますが、そのほとんどは、これから紹介する5種類の図形が原型となっています。
原型さえ覚えてしまえば、たくさんの図形を使いこなせるようになります。
では、図形のご紹介に入ります。
とても使い勝手のいい図形です。
情報整理、発想法、問題解決など、色々な場面で使えます。
マインドマップや組織図などが有名です。
項目別に階層で書かれているため、一目で内容全体が理解できます。
図形の内容を文章で書こうとすれば、何ページにも及ぶはずです。
それを1枚で済ませられるのですから、便利な図形だと言えます。
図形の中で最も使われているのがマトリクス式です。
情報整理や比較をする際に便利です。
例4 データーなどを表記する際によく使われるマトリクス型
例5 2次元で比較させるマトリクス型の図計
(3次元もありますが使いづらいです)
例6 中心を軸にして、物事を分類するマトリクス型の図計
矢印を使った図形です。
矢印を使うことで、時間の流れや行動手順を分かりやすく伝えることができます。これも活用する場面が多いので、覚えておきましょう。
例7 行動を手順に表すプロセス型の図計
例8 スケジュールを一覧できるプロセス型の図計
例9 顧客の行動の流れと改善策を一目で分かるプロセス型の図計
グループに分ける情報整理の図形です。
いろいろなアイディアを出した後、グループマップを使うことで情報を整理することができます。また、コンセプトを伝えるときにも活用できます。
最後は、循環を表わす図形です。
循環を表現する際に活用すると、分かりやく伝えることができます。
例12 循環を表すサイクル型の図計
これで、5種類の図形すべてを紹介しました。
情報を伝える際に使う図形の9割は、紹介した5種類の図形に集約されます。
5種類の図形を押さえてておけば、ほとんどの図形を使いこなせます。
ぜひ、ビジネスの現場で活用してください。